
海外でしっかり稼いだあとに待っているのが、「このお金、どうやって日本に持って帰るの?」という問題です。方法を間違えると、手数料や為替で数万円単位で損をしたり、税関での申告漏れになったりすることも。
この記事では、代表的な3つの方法(海外送金サービス・銀行送金・現金)のメリット・デメリットと、知らないと損するルールをまとめました。
Wiseなどの海外送金サービスは、銀行の国際送金より手数料が安く、為替レートも実勢に近い傾向があり、現在の主流です。スマホで完結し、日本の自分の口座で受け取れます。
・メリット:手数料が比較的安い、レートが透明、履歴が記録に残る(税務上も安心材料)
・注意点:本人確認が必要。送金元(現地側)の口座や受取方法によって使えるサービスが変わるので、渡航前にアカウントを作っておくとスムーズです
確実性は高いものの、送金手数料・中継銀行手数料・受取手数料とコストが重なりがちで、少額をこまめに送ると割高になります。まとまった額を回数少なく送る場合に検討する方法です。現地で銀行口座を作れるかは国・ビザによるため、勤務先の店に確認しましょう。
シンプルですが、盗難・紛失のリスクと両替レートの損があります。そしてここが重要です。
合計100万円相当を超える現金等を日本に持ち込む/持ち出す場合は、税関への申告(支払手段等の携帯輸出・輸入申告書)が必要です。申告すれば合法に持ち運べますが、申告を怠ると罰則の対象になり得ます。隠す必要はまったくないので、堆々と申告しましょう。また、出国側の国にも現金の持出制限・申告義務がある場合があります。

円安・円高の局面で日本円に換えるタイミングにより、手元に残る額は変わります。レートを読むのはプロでも難しいので、一度に全額ではなく何回かに分けて送ると、タイミングのリスクを平均化できます。また、現地通貨のまま使う予定(次の渡航・旅行)があるなら、全額を日本円に戻さない選択もあります。
Q. 現地で銀行口座は作れる?
A. 国とビザの種類によります。正規の就労ビザがあれば作れる国も多いので、勤務先の店に確認するのが早道です。
Q. 現金はいくらまで持ち帰っていい?
A. 金額の上限があるわけではありませんが、100万円相当を超える場合は税関での申告が必須です。高額になるなら送金サービスの利用が安全です。
Q. 送金すると税務署にバレる?
A. 「バレる・バレない」ではなく、必要な申告をすれば何も問題ない、が正解です。一定額を超える国際送金の情報は金融機関から税務署に提供される仕組みがあります。隠すより正しく申告する方が圧倒的に得です。
「送金と現金、どちらがいいか」を考える前に、そもそも何の通貨で受け取るのかを知っておくと判断しやすくなります。掲載中の36軒を集計すると、給与が示される通貨は8種類ありました。
| 通貨 | 軒数 | 主な国 |
|---|---|---|
| 米ドル建て | 11軒 | カンボジア・シンガポール・アメリカなど |
| 香港ドル | 5軒 | 香港 |
| ベトナムドン | 4軒 | ベトナム |
| タイバーツ | 4軒 | タイ |
| 中国元・台湾ドル | 4軒 | 中国・台湾 |
| マレーシアリンギット | 1軒 | マレーシア |
| ユーロ | 1軒 | ドイツ |
ここで押さえておきたいのが、通貨によって持ち帰りやすさが違うということです。
求人票に書かれている金額が現地通貨のままの場合、「日本円でいくらか」は為替次第で変わります。このサイトで現地通貨のまま掲載しているのはそのためです。換算の目安が知りたいときはLINEでお伝えします。
「この国で働く場合はどう送るのがいい?」など、渡航先に合わせたご相談もLINEで受け付けています。
※本記事は2026年7月時点の一般的な情報です。各サービスの手数料・利用条件、各国の規制は変更されることがあります。必ず最新の公式情報をご確認ください。
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