
日本から飛行機で3〜4時間、時差1時間。海外で働くことを考えたとき、台湾は距離の面でいちばん身近な選択肢のひとつです。
リゾキャバ.comに掲載中の台湾の求人は、2026年8月時点で4件。数は多くありませんが、調べてみると4件とも台北の同じ通り(林森北路)にあり、しかも4件それぞれ業態が違うという、はっきりした特徴が出ました。この記事では、その4件の求人票に書かれている条件と、台湾で働くときのビザの話をまとめます。
| 店舗 | 業態 | 住所 |
|---|---|---|
| The Salon(ザ・サロン) | スナック | 台北市中山區林森北路119巷17號 |
| Queens | キャバクラ | 台北市中山區林森北路133巷21號 |
| Ricco Saloon Bar | ラウンジ | 台北市中山區林森北路145巷6號 |
| あるこほりっく台湾 | コンカフェ | 台北市中山區林森北路85巷9號 |

林森北路は台北市中山區にある、日本人向けの飲食店・ナイトスポットが集まる通りです。掲載4件はいずれもこの通りの「巷」(路地)に入ったところにあり、85巷から145巷まで、番地の並びからも同じエリアに固まっていることが分かります。
そのうえで業態は4件とも別々です。スナック、キャバクラ、ラウンジ、コンカフェが1件ずつ。件数は少ないものの、働き方の選択肢としては幅があるといえます。
4件のうち、求人票に給与の記載があったのは2件です。どちらも時給をベースに各種バックが乗る形になっています。
| 項目 | The Salon(スナック) | Ricco Saloon Bar(ラウンジ) |
|---|---|---|
| 時給 | NT$350 | NT$250〜(試用期間 NT$200〜) |
| ドリンクバック | NT$100 | NT$250/杯 |
| ショット・テキーラ | テキーラ NT$300 | ショット NT$350 |
| 同伴 | NT$500 | 記載なし |
| 本指名 | NT$500 | 記載なし |
| 場内指名 | NT$300 | 記載なし |
| ボトル類 | 記載なし | シャンパン/ワイン 10〜20% |
| 給与目安(求人票の表記) | 30万〜60万円 | 記載なし |
| その他 | ノルマ・アフターなし | 交通費支給/衣装無料貸出/ノルマなし/自由出勤 |
この2件は時給とドリンクバックの重心が逆になっているのが面白いところです。The Salon は時給が高く(NT$350)、同伴・本指名にそれぞれ NT$500 が付く一方、ドリンクバックは NT$100。Ricco Saloon Bar は時給が NT$250〜と控えめですが、ドリンクバックが NT$250/杯と厚めです。
つまり、指名を積み上げるスタイルなら前者、ドリンクの本数で伸ばすスタイルなら後者が向く、という比べ方ができます。どちらが良いかではなく、自分の接客の形に合うほうを選ぶ話です。他国との水準比較は給料相場【保存版】をご覧ください。
The Salon の求人票にある「30万〜60万円」という給与目安は、時給と各種バックを合わせた月収の幅として示されているものです。幅の広い金額が示されているときは、上限ではなく下限を基準に考えるのが現実的です。何をどれだけ達成するとどのくらいになるのか、内訳を面談で確認してください(契約・条件チェックリスト15項目)。
残る2件、Queens(キャバクラ)と あるこほりっく台湾(コンカフェ)は、求人票に給与の記載がありません。条件は直接聞く必要があります。
4件のうち渡航費について記載があるのは The Salon の1件です。求人票には、24日出勤ごとに NT$10,000、最大 72日勤務で NT$30,000 の航空チケット代を支給(月24日出勤 × 3か月=72日を1期とする)と書かれています。金額は目安で、勤務日数・売上により変動するとのことです。
「支給」なのか「貸付(後で返す)」なのか、途中で帰国した場合にどう扱われるのかは、渡航費の条件でいちばん揉めやすい点です。書面やチャットなど、記録に残る形で確認しておくことをおすすめします。
日本のパスポートがあれば、台湾には観光目的でビザなしで入国できます。この手軽さがあるぶん、就労の話と混同されやすいので、ここははっきり書きます。
外国人が台湾で報酬を得て働くには、労働許可(工作許可)が必要です。観光目的の入国(ビザ免除での入国を含む)のまま働くことは認められていません。これに反した場合、摘発・強制送還・再入国禁止などの対象になり得ます。「入国は簡単」と「働ける」はまったく別の話です。
掲載4件のうち、ビザ申請サポートについて記載があるのは The Salon の1件です。残り3件は記載がないため、応募前の確認が必要になります。
どのお店に応募する場合でも、次の4点を必ず確認してください。
制度は変更されます。渡航前に、台北駐日経済文化代表処など台湾側の公的機関の一次情報で、最新の要件を必ずご確認ください。日本の外務省「海外安全ホームページ」でも渡航先の情報を確認できます。あわせて危ない求人の見分け方もご覧ください。
| 店舗 | 営業時間 | 休日 |
|---|---|---|
| The Salon | 20:30〜25:00 | 日曜日 |
| Queens | 20:00〜2:00 | 日曜日 |
| Ricco Saloon Bar | 21:00〜2:00 | 月曜日 |
| あるこほりっく台湾 | 19:00〜翌5:00 | なし |
キャバクラ・ラウンジ・スナックの3件は 20:00〜21:00 開始で 1:00〜2:00 終わりと、5〜6時間の営業でそろっています。コンカフェの あるこほりっく台湾 だけは 19:00〜翌5:00 と長く、定休日もありません。営業時間の長さは、そのまま1人あたりのシフトの長さを意味するとは限りません。実際の出勤時間と週の出勤日数は、必ず面談で確認してください。

Q. 中国語は必要?
A. 日系店の接客は日本語中心とされます。The Salon の求人票にも「中国語が苦手でも大丈夫」という記載があります。ただし生活の場面(買い物・病院・役所)では現地語が必要になる場面が出てきます。言葉が不安なときの考え方は、英語圏の例になりますが英語できなくても海外キャバで働ける?が参考になります。
Q. 未経験でもOK?
A. 4件のうち2件(The Salon・Ricco Saloon Bar)が未経験可の記載ありです。→ 未経験から海外キャバで働くには?
Q. お酒が飲めなくても大丈夫?
A. The Salon は「お酒が苦手でも可」の条件が付いており、求人票にもキャストのドリンクは調節可能でソフトドリンクでも問題ないと記載があります。飲めない場合の立ち回りはお酒が飲めなくても海外キャバクラで働ける?にまとめています。
Q. 寮はある?
A. 掲載4件とも、求人票に住まいの条件(部屋のタイプ・寮費・店からの距離)の記載がありません。台北は日本の地方都市より家賃が高い地域もあるため、滞在先の確保と費用は事前に確認してください。
リゾキャバ.comでは台湾の求人を掲載しています。条件のことも、ビザのことも、LINEからお気軽にご相談ください。
※本記事は2026年8月時点で当サイトに掲載している求人票の記載内容に基づきます。為替・ビザ・規制は変動するため、渡航前に必ず最新情報をご確認ください。
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